1 日の仕事の流れをざっくり説明すると、午前中はご利用者さんをお風呂に入れたり、スタッフと一緒にお昼ご飯を作ったりすることもあります。この間は餃子をつくりました。お昼ごはんを食べ終わったら、トイレ介助をしたり、体操を行います。3 時になったらおやつの時間があるので、レクリエーションという形で、おやつ作りを行うときもありますし、スタッフが用意したおやつを食べるときもあります。基本的に何をして過ごすかは、一織庵に来てご利用者さんのそのときの気分で決めてもらいます。なので、塗り絵やカラオケをする日もあります。
ご利用者さんが自分の名前を覚えてくれて、しかも「大ちゃん」とあだ名で呼んでくれたときは嬉しいです。
大変だったことはトイレ介助で、立った瞬間におしっこをしちゃったりとか、便をしちゃったりする方もいます。
そのときに、先におむつを用意しておけばよかったとか、もっと気を配らなければいけなかったなと反省しました。トイレ介助もそういった場合は大変ですが、ご利用者さんに「ありがとう」って言ってもらえたときは、もっと頑張ろうと前向きな気持ちで仕事に取り組んでいます。
利用者さんとお話しをして笑顔になってくれるのを見ると、楽しい時間を過ごしてくれているのだなとやりがい感じます。最近ですと、休日に友人とお花見をした話しをしたら、利用者さんも「私もこの前したのよ」って話してくれて、お花見の話しで盛り上がりました。また、演劇をやっていたので、そのときの経験も、利用者さんとコミュニケーションを取るうえで役立っているのかなと思います。
介護を始めたばかり、資格をとったばかりの頃は、何もわかりませんでした。
当時、福岡県の介護施設で働いていたのですが、一緒に働いていた夫婦が、もっと人を見ようっていうアドバイスをくれてんですね。その利用者さんが今何を考えて、何を思ってその行動をしたのか。なかなか喋れない人もいるんですけど、その人の気持ちをわかってあげてって言われて。そのときは本当に助かりました。今でもその夫婦とは付き合いがあります。
周りをよく見ることを大事にしています。
一人の方だけを見るのではなくて、広い視野をもってみなさんを見るようにしています。トイレ介助なので一人の方につきっきりになる場合は、他のスタッフに自分は今この人を対応していますので、みなさんを見ていてもらっていいですかと、スタッフ間での声掛けも心がけています。
入社する前は、ウォーターワンっていう名前を見て、水を売ってる会社なのかなと思っていました。実際に入社してみて、水は関係ありませんでしたが、多岐にわたって事業を行っている会社だということがわかりました。
自分はそのなかの介護事業部に配属されて、スタッフとして働いてみて、一織庵は利用者さんとの距離が近い施設だと感じています。他の施設だとスケジュール通りに利用者さんに行動してもらうとこが多いのですが、ここはスケジュールがないので、利用者さんにあったデイサービスができているかなと感じています。
未経験の方には 1 から一緒に教えていきます。経験者の方は、今までの経験のカラーができてしまっているかもしれませんが、ちょっとそれをくずしていただいで、コンセプトに合うような家庭的な感じにしていただくために、経験者の方にも基本的に OJT はしますというのが会社の方針です。
利用者さんみんなが毎日笑顔でいれるように頑張ることですね。
また、どんどん利用者さんを増やして、より多くの方に一織庵をご利用していただきたいです。それを実現するためには、安心して過ごせることが第一ですし、また来たいと思ってもらえる施設にしていく必要があります。そのためにも、スタッフがもっと頑張れるような環境もつくっていきたいです。
最初はつらいかもしれませんが、人のぬくもりを感じられるような仕事だなと思うので、ぜひやってみてほしいです。ちなみに私は未経験でこの業界に入って、最初に何がつらかったかというと、意思疎通・コミュニケーションに苦戦しました。話が通じなかったり、ご利用者さんがなんて言ってるのかわからなくて、どうすればいいかわかりませんでした。現在は利用者さんのテンポに合わせて、「そうだね」と相槌を打ちながら、話をするようにしています。最初はつらくても、仕事に慣れてくると、会話も楽しくなってくるので、初心者の方でもぜんぜん大丈夫です。
通勤はバスに乗って一織庵へ。
着いたらコーヒを 1 杯飲んで一息つきます。
利用者さんたちのお昼ご飯の時間です。
自分でお弁当を作って持参する日もあります。
戸塚の事務所へ戻り、事務作業を行います。
書類整理などを行ったりします。
録画したアニメを見たりして過ごします。
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